「不都合な現実」との戦い

本年度ノーベルの物理学賞に、青色LEDの発明に携わった赤崎勇名城大教授、天野浩名大教授、中村修二米カリフォルニア大学教授の日本人3名受賞が決定しました。青色LEDは、省エネ照明を始め社会に対する実用面の貢献も大きく、3年前のIPS細胞の山中伸弥教授に続く2年ぶりの受賞で、日本人としてたいへん嬉しくまた、輝かしい業績を上げられた3名の教授に、心よりのお祝いと尊敬の念を禁じ得ません。
 日本経済新聞によれば、この3名の方に共通する信念は「一人荒野を行く」とのことです。研究の困難さから多くの研究者は、研究から離脱していったそうです。実験から得られたデータは、恐らく自己の理論を否定する「不都合な現実」の連続であったことは、想像に難くないものと思います。それでも、例え一人になろうとも、例え自分にとってその結果が「不都合な現実」であろうとも、現実を素直に受け入れ、絶え間ない努力によって問題に真正面から向かい合って解決したことは、私達に勇気と感動を与えたのではないでしょうか。
 翻って私達の賃貸住宅経営も、急激な人口減少と新築物件の供給過剰による空室の増加による「収益リスク」と借主保護が戦争中から続く「法的リスク」という「不都合な現実」の中で、経営を成り立たせなければなりません。賃借人トラブル等ご自分にとって「不都合な現実」諸問題があったとしても、それを乗り越えなければ次の展望は開けないのが現実です。残された時間は決して長くはないことを自覚しなければなりません。
何故なら、日本の人口減少はあまりにも急激で、あと16年後の2030年の全人口は、11,700百万人(現在比、1,000万人の減少:社会保障・人口問題研究所)との推定結果がでているからです。 
尚、今週末には、当社顧問弁護士をお招きして、民法改正が賃貸経営に与える影響について、羅針盤3回目セミナー(会員限定)を実施する予定です。次回、その概要をお伝えする予定です。 お楽しみに。  以上

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