「確定申告と予算制度の導入」1

 正月気分もひと段落の今日この頃ですが、皆様は、次のイベントの確定申告に向けて領収書や家賃台帳の整理に追われているのではないでしょうか。この整理の過程を利用して、次期の年間予算を建ててみませんか。年間予算作成は、経費の適正配分や今後発生が予定される経費を予見、準備ができ、賃貸経営をコントロールできる資料となります。今週と来週で、予算作成方法について、当社の推薦する作成方法をご説明していきます。
まず、収入は、1棟(1物件毎に)各部屋毎に、毎月の収入金額をエクセル等の表計算ソフトに入力し、それを一覧表にして、その合計額をその月の収入金額とします。(1棟毎に、1シート利用)。この時重要なことは、その収入を、賃料、礼金、更新料等の確定申告に添付が義務付けられている収支明細表の収入項目に分類し、各月ごとに必ず1列で行うことです。これによって、収支明細表の収入項目が作成されます。(複数等の物件をお持ちの場合には、原本をそのままコピーして、最後に合計表を作成して下さい。)
次に、経費項目の入力ですが、これは、混乱を避けるため、別のシート(エクセルの場合)で、これも1棟毎(1物件)行ってください。その経費の発生日、金額、支払先、経費項目、発生原因を1行にまとめてエクセル等の表計算ソフトに入力して下さい。(その経費の発生原因を詳細に入力することによって、同様の経費の次の発生が予想でき、次期の経費予算を建てることが出来ます。)次に、この表を一旦、コピーして経費一覧表を作成し、これを、確定申告につけることが義務付けられている収支内訳表の経費項目別に分類(ソート)すれば、そのまま、確定申告に利用可能です。この際、重要なことは、各項目に番号を決め、その行のどこかに必ず入力しておくことです。(複数等の物件をお持ちの場合には、原本をそのままコピーして、最後に合計表を作成して下さい。)
ここまでは、前年度の資料作成で、予算作成の前段階です。予算作成については、来週ご説明させていただきます。 以上

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