富士重工決算に思う

  2013年3月期決算も終わり各社一斉に決算数値を公表しているが、富士重工が注目を集めています。ご存じの方お多いと思いますが、同社は、あのゼロ戦のエンジンを製作した戦前の中島飛行機をそのルーツに持つ企業です。現在では、自動車・航空機関連・産業機械等を製作する技術系な企業です。同社のHPによれば、今期、売上高・営業利益・経常利益・純利益で、過去最高を記録したとのことであります。
  そうは言っても、国内自動車メーカーとしては、最下位の8位で年間724千台の生産しかしておりません。あのトヨタ自動車の1/10にも満たない台数です。しかし、その経常利益は、大手3社に次ぐ4番手になっているとのことであります。勿論、業績好調な航空機部品部門をもってはおりますが、自動車単独でも、年間1110億円の営業利益を上げております。富士重工のスバルブランドの自動車は、国内外で特別なファンを持っていることは、有名でありますが、独特な水平対向エンジンや4WD機構、アイストップなど他のメーカーを寄せ付けない独創的技術をもっていることもまた有名な事実であります。
  例え、生産台数が少なくとも、例え他のメーカーよりも割高でも、愚直に・ひたむきに消費者のことを考え技術開発を進めてきた結果、それを支持する消費者に支えられて今日の結果を生んだことは、賞賛に値するものと私は考えます。
  自己の信念を信じて、独創的な自動車を送り続けることは、容易なこととは考えられんません。その陰には、弱小メーカーとして、人的資源の集中のため、あのスバル360以来続いてきた軽自動車からの撤退という苦渋の選択があったことのことであります。何せ、その軽自動車は、その撤退のその日まで、その受注に応えるべくフル生産で対応していたとのことであります。その中で、会社の存続を果たすため、あえて選択と集中を行い、それを乗り越えてきたことは、私達も大いに学ぶものが多いものと考えます。
  この自分を取りまく環境を冷静に判断し、身の丈に合った選択は、私達のこれからの賃貸経営でも最も重要な一つと考えられます。今年も、間もなく基準地価の発表の季節を迎えますが、これを機に、ご自分のご資産を再評価し、長期的な視野にたち、選択と集中の決断が求められていくものと思います。

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