今週の一言 「相続発生前の権利調整」と自分の介護

 不動産価格の上昇や相続税の基礎控除額の減額によって、このところ相続開始前の相談が増えてまいりました。現在持っている不動産を中心とする資産をどの様に相続させるかは、高齢な親にとっては、ある意味最大の課題かもしれません。親としては、子供たちにできるだけ公平に相続が行われることを願っていますが、不動産については、被相続人の死後、結局売却して売却代金を相続人で分配するしか究極的な公平性を確保できません。
 ここで、問題になるのが、被相続人本人の介護は、誰が面倒をみていくかということです。世間では、よく長男の嫁は、親の介護をずっとしてきたが、結局相続財産は、何一つもらえなかったとの話がありますが、介護の負担は確かに重いのが現実です。
 そこで、生前に、被相続人の介護も考え、ある程度財産をどの様に、相続させ、相続税の負担をどの様にするかも具体的に書面等に残すことが求められます。それによって、被相続人自身が精神的にも安心した老後を送れるものと考えます。例えば、被相続人の介護の面倒をみる直系尊属以外の配偶者を養子縁組させ予め権利を確保させたり、相続財産の一部をその介護を行う予定者に遺贈する遺言書を作成しておくとか、様々な方策が考えられます。
 しかし、ここで最も重要なことは、相続人予定者全員にきちっとした話を通しておくことではないでしょうか。全員が、客観的資料に基づいて、そのことを認識していれば、被相続人の死後、相続人間の争いはある程度防げるものと思量致します。被相続人の死後の良好な親族関係の維持のために、是非考えられてはいかがでしょうか。          以上

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