賃貸経営と税金
いよいよ消費税も5%から8%に値上げされ、今後状況によっては、来年10%への値上げが予想されています。国及び地方自治体の財政状況は厳しく、来年1月1日からは、相続税の大幅増税もすでに決定済です。しかし、日本の国及び地方自治体の財政状況は、この様な増税によってもその改善の余地は小さく、更なる増税も覚悟しなければならないのではないでしょうか。
少子高齢化のもとで、生産人口の低下は、直接税収減に結びつき、今後の経済状況によっては、所得税・法人税等の減収となって現れる可能性は否定できません。そこで、注目されるのは、比較的経済動向に左右されない、固定資産税・都市計画税の存在です。(但し、3年毎の評価の見直しあり)これら税金は、地方自治体の有力な税収となっており、横浜市では、平成25年度予算で、一般会計(1兆5,396億円)に占めるこの2税の割合は、20.4%(3,141億円)、東京都でも、同様に一般会計(6兆2,640億円)に対して、21.2%(1兆3,323億円)に達しております。
ご承知の通り固定資産税・都市計画税には、各種軽減措置(例えば、固定資産税算出基準は、小規模住宅地(200㎡まで)は、その評価は1/6とされ、同様に、都市計画税は、その評価の1/3により算出されていること等)が行われております。
各地方自治体は、税収不足を補うため、今後独自財源であり安定財源である固定資産税・都市計画税の見直しも視野にいれていく可能性も考えられます。
賃貸経営にとってこれら2税の負担は、基礎的な費用で、その税率は、固定資産税では1.4%、都市計画税は0.3%となっております。両税の上記評価減を加味した場合の小規模住宅地の実質負担額は、固定資産税評価額の0.33%となっております。
今後、固定資産税に限らず各種税金負担の動向とその推移には、十分留意することが肝要と考えられます。








